骨盤のゆがみの原因
骨盤のゆがみの原因
骨盤がなぜ傾いたりズレたりするのか?
それは身体を動かさないからです!
・・・というと語弊がありそうですが、正確には身体を動かさずに同じ姿勢でいてる時間が長いとゆがんでしまいます。
骨盤そのものは骨ですから勝手に動くことはありません。
骨盤に付く筋肉が動くことによって骨盤は動きます。この筋肉が硬くなることで骨盤が傾いたりズレたりします。
では、どういった姿勢が骨盤に悪影響を及ぼすかというと・・・
- 片側に体重をかけた状態での長時間の立位
- 片側によく荷物を持って移動する
- 脚を組む
- 胡坐(あぐら)をかく
- 横座り(おねえさん座り)をする
- 浅く座って猫背
- 横向きで長時間テレビなどを見ている
など・・・
当てはまる項目がある方は少し気されたほうがいいでしょう。
いろいろと良くない姿勢はありますが、これらの姿勢でも長く同じ姿勢にならなければ基本的に問題ありません。
前後左右にゆがみのない理想的な骨盤とは?
ゆがみのない骨盤は、左右対称なまっすぐに立った状態の骨盤と言えるでしょう。
骨盤にゆがみがないと、左の図のような骨盤から伸びた背骨がきれいな生理的湾曲を描き、姿勢がキレイに見えます。
実際に姿勢を良くしようとすると辛く感じるかもしれませんが、この生理的湾曲が一番身体にとって負担のない状態です。
この生理的湾曲が描けている人は頭痛や腰痛はもちろん、病気になりにくい身体といえるでしょう。
少しでも理想の骨格になるよう今からでも遅くはありませんので姿勢を意識されてはいかがでしょうか。