ホーム>吹田市で整骨院を営む院長の日記>知恵の泉>激しい嘔吐や下痢の症状
知恵の泉

激しい嘔吐や下痢の症状

みなさんこんにちわ!

年明けのこの時期になるとよく耳にするのがインフルエンザやノロウィルスや風邪ですね。

患者さまの中にもやはりこれらに罹ってしまったという声を聞きます。

 

今回はノロウィルスについてお話しようと思います。

 

ノロウィルスは非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属で、カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染します。

 

症状

 個人差がありますが、主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合があります。これらの症状自体は通常、2~3日で治癒し、後遺症が残ることはありません。ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)も報告されています。

 また感染しても発症しないまま終わる場合(不顕性感染)や風邪症候群と同様の症状が現れるのみの場合もあります。なので単なる風邪と思っていてもウイルスによる感染が成立していると、糞便中にはウイルス粒子が排出されているため、感染することがあるので注意が必要です。

 

感染経路

このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

  1. 患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染した場合
  2. 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
  3. 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  4. 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
  5. ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

 などがあります。

 

予防法

  1. 手洗い、うがいをしっかりする
  2. 逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)、消毒用エタノールには抵抗性が強いために消毒されません。なので漂白剤などに含まれている塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)を薄めたもので消毒する。
  3. 感染者の吐瀉物を処理する場合はマスク、手袋、二重にしたゴミ袋を用意し、ウィルスの拡散や感染を防ぐ
  4. ノロウィルスを含んでいそうな二枚貝(カキ)などは中心までしっかり火を通すようにする
  5. 衣服などに付着した場合は80度以上の熱湯などで1分以上つけて熱消毒をする
  6. バランスの良い食事と十分な睡眠をとって免疫力をつける

 

治療法

 現在ノロウィルスに対する治療薬はありません。なので病院に行っても対症療法になります。下痢や嘔吐で体内の水分が大量に失われますので脱水症状がでないように水分補給はまめに行ってください。水やお茶などよりスポーツ飲料や経口補給液などが良いです。脱水症状がひどい場合は病院で輸液を受けた方がいいです。身体の弱い乳幼児や高齢者の方は十分に気をつけてください。止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいです。
 症状自体は2~3日で改善していきますが、症状がなくなってからでも1週間程度は体外にウィルスが排出されますので感染には気をつけてください。

 

症状や感染力の強いウィルスですが、水分補給など適切な処置をし、体からウィルスを出しきれば治りますので安心してくださいね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.mir-shinkyuseikotuin.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/28

ページ上部へ